< First pregnancy 3 >
妊娠は順調だった。
ただちょっと赤ちゃんがちっちゃめな感じだった。
でも心配ないといわれていた。
予定日は12月8日。
担当医が代わった。
今までの経緯・・・分かってくれてるだろうか?
ちょっと不安だった。
ベテランの女医さんだった。
いろいろと話しやすくとてもいい先生でホッとした。
マンションを買うことにした。
妊娠してから私はいろいろと考えていた。
子供を産んでからも仕事は続ける。
子供を実家の母に預けるとして、今の賃貸住宅では、遠いしお金も捨てているようなもの。
実家の目と鼻の先に小学校と中学校がある。
そんないい環境で私は育った。
子供が小学校に行くようになったとき、同じ校下に住んでいたら仕事が終わるまで学校帰りに実家で待たせておけば心配ない。
私も旦那さんも通った学校だ。
それが理想。
実家の近くの総合病院に通っている。
もし自宅で陣痛が起きてもすぐに病院にもいける。
近くの物件を探していた。
たまたまいい物件があり、見に行った。
旦那さんは最初乗り気ではなかった。
私は長女で実家の家がある。
旦那さんは長崎に家がある。
だから家は要らない。それが旦那さんの言い分。
それも分かるが、今実家の母は気ままに住んでいる。
私たちが押しかけたらきっといろいろ気を遣う。
母が亡くなった時また考えるとして、私は私たちの、産まれてくる子供と生活するための住処を用意したかった。
実際部屋を見に行ったら旦那さんは乗り気になった。
手続きが面倒立ったが、言いだしっぺの私は妊婦ながらいろいろよく動いた。
引越しは9月。
予定日は12月だからちょっときついかも。
でも、新しい家で親子3に住むのが楽しみでしかたなかった。
6ヶ月検診。
それまでそんなでもなかったが、ちょっと血圧が上がり気味だった。
といっても、130/90 、ちょっとドキドキしていただけじゃないの?なんて思っていた。
尿蛋白も(±)
食事指導をされた。
妊娠中毒症について指導があった。
加えておなかの張りがあったので投薬される。
家で夜になるとおなかが張るので、旦那さんにいつも擦ってもらっていた。
それが、旦那さんと赤ちゃんにいいコミュニケーションになっているような気がしてちょっと嬉しい時間でもあった。
薬を飲んでもあまり変わらない気もした。
朝職場に行くときも、おなかの張りがあって階段がきつい。
でも、休むわけには行かない。
とりあえず職場に行って、どうにもきつければ休憩させてもらおう・・・
そんな程度の気持ちでいた。
痛みも出血もなく、ただおなかが張るだけだから。
血圧はまずいことになっていた。
職場の自動血圧計で測る。
上は140を越えている。ひどいときは150台。
かなりまずい。
下もコンスタントに90台。
実家から母の手首で測る血圧計を借りてくる。
ちょくちょく測るが・・・
やっぱりまずい・・・
2週間後、薬を追加するかどうかと言うことで受診。
また2週間分の薬が追加。
血圧については一応ちょっと高くなってきたことを伝えたが、張りの方が重大らしく、
そのまま自宅でも測って様子を見て2週間後に教えてくれと言われた。
あまり張りが続くようなら入院も考えるとも言っていた。
それだけは避けたい。
職場に多大な迷惑がかかる。
相変わらず張りも変わらず。
血圧もコンスタントに150/90。
7ヶ月検診。
血圧は194/116・・・ありえない値に、看護士さんは血圧計が壊れたと思いもう1台血圧計を調達しに行った。
もう1回測る。大きく深呼吸をして。
160/114。
下がったとはいえ、普通の成人でも高血圧症の領域。
先生に入院を指示される。
何とか自宅安静くらいにしてもらえないか頼んで見る。
仕事のこともあったが、引越しも迫っていた。
入院になるのでは・・・という気もしていたので、急遽引越しのために部屋をちょくちょく片付け出してはいた。
「1週間くらいですか?」と聞いたら、「1週間では何も代わらない。最低2週間。最低ね。」
2週間で退院できたとして1週間後には引越し。
もし長引いたらどうしよう・・・
しかも、その入院中にマンションの引渡しがある。
仕事も休んで私も行くつもりでいたが全く無理になってしまった。
もう腹を括るしかなかった。
当日からの入院を次の日からにしてもらった。
入院の準備をしなければ・・・
パジャマやタオル・・・
暇だろうから沢山本を買って。
そうだ、毎週とってもらっていたエコー写真。
この機会にまとめよう。
エコー写真も感熱紙だから、日に日にあせていく。
それが嫌で、写真屋さんで、複写してもらってあった。
ノートやアルバムも買って。
多分女の子であろうと確信していた私は、家でスタイも沢山作った。
途中の編み物の道具も持っていこう。
旦那さんと買いに行ったお守りと、皆さんにいただいたお守りも。
かなり前から持っている私のHPには、ほぼ毎日日記として状況を書いていた。
入院になるかも・・・それを見て、沢山の友達からメールや電話、書き込みがあった。
みんな心配してくれていた。
同時に、「仕事仕事で、ちょっとは休んで出産に備えなさい」と多くの先輩ママさんに言われた。
そうだな。もう入院するんだし、仕事を忘れて2週間のんびりしよう・・・そう思った。